CatCat ◇◆　Brother in 2002　◇◆

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8月31日（土）

怒濤の引っ越しを敢行してからは毎日なんだかんだと片付けに終われ、気がつけば早いもので、今日で8月もおしまい…あっという間だった。脱出してから数えること9年目に舞い戻った日本の夏は容赦なく暑く、肉体的にも精神的にもけっこう凹んだ日もあったが、がんばったかいあって居心地の良い住空間が創造でき、妻も妹も猫兄弟も含めてあっという間にアジャストメントが完了したと思える。後は仕事が安定して、毎日にリズムが出てくれば言うことなし。9月の目標は be more sociable である。
さて、親族に8月後半、または9月上旬生まれ、つまり乙女座の人が多いので、ならばまとめて祝ってしまえと言うことで、本日お昼から我が家で合同バースデイ兼新居お披露目手巻寿司パーティーが開催される。
昨日はプレゼントを仕入れるために東急ハンズなどに出向いてみれば、ハンズメッセ（？）なるバーゲン期間中で、そう言えばTVCMもっやっていたっけなと、ついつい余計な買い物をしてしまった。それには今決して買う必要のないシャワーヘッドとかレースのカーテンとかも含まれ、3000円以上で福引きが引けるからもう少し買わねば…なんて、ああもー東急の手口にまんまと乗せられている我々（ちなみに福引きではショボイお手拭き＝参加賞が当たっのみ…ｸｩ～）。帰りにスーパーでやれ中落ちだのハマチだの海苔だの寿司酢だのを仕入れ準備万端。今朝は今朝でいつもより早めに起きた妻がバタバタ掃除洗濯に勤しむ騒々しい土曜の大塚です。

8月30日（金）

夏の終わりをつげるらしい（頼むから本当に一刻も早くつげてオクレ！）夏祭りが各地で盛大に行われているが、昨日はここ大塚でも恒例の阿波踊りが開催された。たぶん30年程の歴史を誇り、本家徳島から離れ東京で開催される阿波踊りとしては、最も古いものらしい。規模的には高円寺などの方が盛大なようだが、まぁ本当にどこから湧いてくるのやら、大塚の街はヤンキーやらヤンママやらヤクザやらがひしめき合い物凄い混雑振りでございました。大塚駅南口から始まる沿道にはこれでもかと屋台が軒を列ね、今焼かないでいつ焼く訳とばかりに息ができないほどの煙りを上げる焼き鳥屋や、得体のしれない食べ物を売る移民のみなさまも目についた。沿道にはゴザを敷いて花見ならぬ踊り見で酔っぱらった輩が陣取り、その間を大小様々な連が行進していく。なんでも豊島ケーブルテレビが生中継しているそうで、カメラの前でどこそこの商工会議所の誰々さんが得意げにポーズを決めているのが印象的だった。やっぱりこういう祭りって地元の者による地元のためのものであって、一見さんの我々には何となくビジター感が強く寂しくもある。
夫婦ともども本当に久し振りに夏祭りで、ついついあれもこれも食い過ぎてしまった。帰りには調子に乗って8年振りにバッティングセンターなんて場所に立ち寄り、カキーンとストレス発散のつもりだったが、思うようにバットは振れず、余計汗だくになって家路についた。部屋に戻ってコンピュータのスイッチを入れればトラブル発生し、結局血豆のできた手で朝までかかって直すがまだ完璧ではないようで、更新もままならない。やれやれああもうーMacintoshの大ﾊﾞｶﾔﾛｳ！

8月29日（木）

暑いなぁ…いつまで暑いのかなぁ…夕暮れと着の雲とか空気のにおいの中に何となく夏の終わりを感じる瞬間もあるのだが、日本の9月ってけっこう厳しい残暑だったりして、きっとスムーズに涼しくはなってくれまい。今日だって最高気温が34度なんて、今では普通になってしまっているけど、10年前は絶対こんなんじゃなかった。
で、こちらはイタズラ中のコイ。日本に来て半月の検疫所暮らしで心身症みたいになってたくせに、ウチ（大塚）に越して来てからは、もうやりたい放題し放題。バリバリ食うしブリブリするし、むしろニューヨーク時代よりもパワーアップしている感もある。ウチは和室以外は全て怪しい素材のクッションフロアなので、以前の板間と違ってとにかく肉球のグリップが良いから走る走る。ダーッとダッシュしてキュッと止まり、方向転換してまた別方向に走る。奥の和室からキッチンまで結構な距離があるから、丸めた原稿用紙を追い掛けて、そして噛み付きギュッギュッと不思議な音を立て、とどめをさすのだった。たまに朝方の和室にやってくることもあるが、だいたいは玄関のタイルの上でゴロンとしているようで、まぁきっとコイにとっても寛ぎやすい住空間なで良かった良かった。

8月28日（水）

今日は嗜好を変えて、築地に住む友人宅の窓から見える一大パノラマをお届けします。
左手には最近著しくランドスケープが変化した汐止め操車場跡地に建設された新都心群。左手にひときわ高くそびえているのが電通新社屋。11/1に聖路加タワーから一挙引っ越し予定だそうです。ｷﾚｲﾈ。

	8月27日（火）タマちゃんは鶴見川に移ってもタマちゃんのままだが、ニューヨークから日本に移った自分はhiroshiとかヒロシさんから、突然徳井さんなんて呼ばれ方が変わったりして、まぁ別にいいんだけどあまりフレンドリーな感じしないよね。でもニューヨーク時代に15、6才年下の男の子から「ヒロシくんはさぁ～」とか呼ばれるよりまだましか…。昨日は再就職のためにとある会社のエントリーシート（履歴書ともいう）の下書きをしたのだが、今どき手書きを強要するそのシートに、結局文字数にして4200字以上も書き込んでみれば、ああもうコレ以上ないくらいの激しい肩コリに見舞われご機嫌斜め。こんなにたくさんまとめて日本語を書いたのはホントに久しぶりだと思う。タイプが公文書のアメリカではもちろんそんなことはあり得ない訳で、今どき絶対に時代に逆行しているとしか思えないが、郷に入らば郷に従えで仕方なく…やる。スタンリー・キューブリック（ちなみにアメリカ人はキャバックなんて発音します＝キューブリックじゃ通じないので御注意）は34年前に「2001年宇宙の旅」を完成させたってのに、この国で字が汚い人は、2002年になっても様々な場面で迫害を受ける訳で、どいつもこいつも携帯電話で映像をキャプチャして送る時代だってのに矛盾しまくり。それがこの国のひとつの特徴でもあるので、なかなか気が抜けない…と言うか、さすが昔お侍さんがいた国なんだなと思う。引っ越して最初に完成させたリビングルームにある"憩いの窓際スペース"は、今や人ではなく猫兄弟の気分転換の場として利用されている。ファファ（左）が最初に椅子に乗ると、ジェラッ子コイ（右）が後からやってきて反対側に上がるパターンで、ホラこの通り占領状態が作られるのだった。これじゃあﾎﾞｸﾀﾁｽﾜﾚﾅｲﾈｰ。
	8月26日（月）派手である。総勢45名からなるコーラスグループ「コーロ・フェニーチェ」である。蒸し暑さのぶり返した日曜日、上野は東京文化会館大ホールにて催された「第25回全日本おかあさんコーラス全国大会」に行って来た。え？何故に？だって母がソプラノで参加しているから。50代後半になって急にアーティスト魂がメラメラと燃え上がった母が、油絵やコーラスをやっているのは知っていた。が、全国大会に出るようなレベルのものであるとは知らなかったからビックリだ。この大会は全国から選抜された92（！）に及ぶグループが、3日間に渡りキャパシティ2500はあろうかと言うオペラハウスで自慢のハーモニーを披露するもの。朝日新聞社主催、キユーピー株式会社協賛である。この先に世界大会があるのかは定かではないが、とにかく大きなイベントに違いない。8分という限られた持ち時間内で、次々とおかあさんたちが舞台に登場し唱いあげていくさまは、なんだかとても見たことのないものだった。昨日だけで32組、のべ1086名もの人間が舞台に上がった計算になり、楽屋などを考えると、いったいどうやってオーガナイズしているのかと感心する。で、東京都は足立区に本拠を置く、フェニーチェは竹久夢二の笠井彦乃への想いを綴った「揺れる」をダイナミックに唱い、会場から割れんばかりの喝采を浴びていた。良かった良かった。この日、会場周辺にはあたりまえだがおかあさんたちが目立ち賑やか。見渡せばおとうさんたちの姿はあまり見られず、きっと「男は家で大人しくしてらっしゃい！」と留守番でもさせられていたに違いない。母強し！おつかれさまでした。詳しくは今日の朝日新聞朝刊（東京版）を御覧ください。
	8月25日（日）しばらく涼しく凌ぎやすかった東京地方だが、昨日からまた蒸し暑さが舞い戻って来た感じがする。このまま秋に突入してくれたら嬉しかったのだが、まぁ亜熱帯だあら仕方ないか…。そんな土曜日はほぼ一日中デスクに向かい、出戻り就職に必要な書類（エントリーシートと呼ばれるもの）を、仕上げようと頑張ったのだが、もうどうして日本の会社ってこんなに細かいの？と呆れ、へとへとになった。結局まだ終わってないのだが、思うに人事担当者よ、相当慎重になっているね。でもね、やっぱり優秀な人材だけを見つけだし少数精鋭で経営していくのは今どき至難の技ですよ。特に日本の映像関係はロクでもない輩＝ゴロつきのような奴が星の数程いるから、見極めは大変だと思う。日本に於ける10年という歳月は、長いのか短いのかよくわからないことだらけだ。1992年、自分が代々木界隈に暮らしていた頃は、多くの人がIDOの厚み5センチはあろうかというモトローラ社製の携帯電話を持ち、あの尖ったdocomoのビルはまだなかった。新宿南口はまだ工事中で高島屋のビルは存在せず、と言うことは当然その向かい側のボードウォークにはフランフランもスターバックスもなかった。けれど、JRの総合病院はその頃からあって、病気がちだったのでよく通い、帰りに近所のルノアールのふかふかの椅子でサラリーマンに混じっているのが好きだった。窓から見える景色の中にソフマップはなかったけど、角にファーストキッチンはあった。帰って来てから慣れ親しんだ地図を復活させようと、記憶の断片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせる作業をしているが、どうしても見つからないピースがたくさんある。中には二度と見つけることのできない種類のものもあるんだろうな…10年ひと昔というのはたぶん本当なのだ。
	8月24日（土）帰って来たばかりなので正式名称はわからないが、一般的に"池袋の煙突"とか呼ばれている突拍子もない人工建造物がコレ。見た限りゴミ焼却施設の煙突のようだが、なぜこんな場所＝池袋駅東口にこんなものを作ったのか謎に思えて仕方ない。日本は地震が多いってのに、もし倒れたらどうする？どうせ倒れるなら駅からサンシャインシティに抜けるゴチャゴチャした例の通りに倒れて下さい。地域のためになるから。先日友だちのオフィスに遊びに行って驚いたのだが、日本ではいまだにオフィスビル内で煙草が吸えるらしい。数の論理なのか、設けられた喫煙スペース（ファンがぶんぶん回ってたりする）で吸う人はほとんどいないそうで、結局なぁなぁ状態で席喫煙を認めているらしい。それに、今どき煙草1箱が300円以下で売られているからか、くわえ煙草を当たり前のようにしている人が多いのにも驚く。もしこれがニューヨークだったらあんたら全員死刑よ（うそ）。彼の地は煙草１箱900円、今やレストランはもちろん、今まで許されていたバーを併設したレストラン、座席数の少ないビストロ、バーなどでも全面禁煙となる見通し。煙草嫌いで名高いブルームバーグ市長やるじゃないか、わたしは嬉しい。日本人でひっきりなしに吸っているチェーンスモーカーの方、アメリカの煙草会社は本国で煙草を売るのが困難だから、アジア人をだまくらかして処分しているのですよ。広告をバンバン打ってあなたの良識を麻痺させ、大した税金もかけず、無責任に中毒者を増やし、多くの癌患者を生み出して行くのです（アヘン窟ですよ）。どうか必要以上に騙されないでー！
	8月23日（金）豊島区大塚界隈は第二次世界大戦の東京大空襲を免れた街のひとつであると思われるが、そのせいか椎茸床でも置いてありそうな昔ながらの木造住宅やら商店が、網の目上に（出鱈目に）広がる路地にこれでもかと気紛れに焼け残りレイアウトされている。しかも隣との間隔なんて半間くらいしかないので、人間が入れないような暗がりや茂みや隙間が数多く存在している。だからたぶんノラ猫パラダイス。とにかくほんの少しだけ五感を集中させて歩けば、必ずどこかに彼等はいる。暗がりからじーっと我々を観察しひょこっと顔を出して、警戒心むき出しで逃げて行くかと思えば、駐車場やら屋根の上やら軒下やらブロック塀の上などで我が物顔で昼寝していたり、グルーミングしていたり、縄張り闘争していたりで忙しい。好奇心旺盛な子猫は親猫が制止するのも聞かず、興味津々近付いてきたりする。これは人間界と同じ図式。そういう"ノラパラ"に外国猫と共に引っ越して来てから早いもので4週近く経過し、気が着いてみればたぶん外国人的にこの大塚と言う街を好きになっている。駅前は路面電車（都電荒川線）が走り、どことなく昭和初期的佇まいを見せ、下世話に栄えた商店街には、数えきれないほどの風俗店から角海老ボクシングジム（角海老には宝石、ソープランドブランドまである）、日本一美味しいというおにぎり屋ぼんごからモスバーガー、24時間営業のサイゼリヤから山下書店、得体の知れないメコンと言う名のカレー屋から千鳥饅頭のチロリアン、ラブホテルの隣にサイエントロジー本部があったり、ちょっと通りを歩けばマンダリンや広東語、ハングルが飛び交っている。さらに15分歩けば巣鴨は地蔵通り商店街や池袋東急ハンズに行くこともできたりする。とにかくその絶妙なバランス感覚が、しばらく日本を離れていた者や隣街で生まれ育った者には心地良く感じられるのだ。つまり、出だし快調。
	8月22日（木）すっかり和猫と化したファッちんが、ひところお気に入りだった収納ボックスの上に「お、よっこらせ」と乗って落ち着く図。ちょっと前までイーストビレッジに暮らし、窓からトンプキンズスクエアパーク沿いを行くビレジャーたちを眺めていらっしゃった日々が嘘のように、すっかり日本に馴染んでいらっしゃる。ファファはとても順応性の高い猫で、それはたぶんまだ赤ちゃんだった頃にこれでもかと連れ回したのが理由と思われる。とても珍しい赤毛でピークフェイスのペルシャ猫が我が家にやってきて、当時ファッションフィールドにいたので今よりもブリブリスノッブだった自分は、とにかく嬉しくて自慢したくてたまらなくてアクセサリーのように身につけて出歩いたものだ。ちょうどファファが生まれる前くらいに、リンカーンセンターにあるウォルターリードシアターではイラン出身のアッバス・キャロスタミ監督のフィルムフェスティバルが開かれていて、上映後に監督自身が質疑応答するのを見たかったので毎日のようにあしげく通っていた。で、その後赤ちゃんペルシャ猫がやって来て、名前を決めなきゃね、なんて段階ですぐに閃いたのが、キャロスタミ作品の中に登場していた男の子の名前ファハッドだったのだ。イランではポピュラーなこの男の子の名前、決まってファハッド→ファファというニックネームになるパターンだそうで、これがその当時英語の「f」の発音が苦手だった自分にピッタリはまった。猫を呼ぶ時いちいち「f」を、しかも2回発音せねばならない状況はプラクティスとして最適ではないかいな…。しかも、赤ちゃんペルシャ猫は柔軟剤のCMキャラクター「ファーファ」にも似ていた（ちなみにアメリカではスナッグル）。そんな経緯でファファと名付けられた子猫は、5年経って面倒臭いからファッちんとかファッぽこと呼ばれ、気が着けばイーストビレッジから豊島区に引っ越し、例えば今などは押し入れの暗闇の中でスヤスヤ睡眠中なのである。うーん、猫に歴史あり。
	8月21日（水）今朝も引き続き涼しいね～うふふ良かった。昨日は天気も良かったので、またまた歩いてご近所の巣鴨地蔵通り商店街まで行って来た。とげぬき地蔵に行くと、じいさんがラジオで浪曲を流しながら、ひたすら鳩に餌をやっていたり、近くで閉店セール中のババシャツ屋では「地蔵マーク入りの幸福を呼ぶ赤パンツ」を売っていたり（誰よりも幸福になりたいマイフレンドはそれを買いなはった！）、相変わらずの老人天国ぶり。商店街入り口にある老舗食堂「すがも園」で、壁に張られた過去来店セレブリティであるところの泉ピン子の写真を見ながらメロンかき氷（350円）を平らげ通りを歩いていたら、前方に鳩３羽がいて、普通なら飛んで道を開けるほどの至近距離を通過しようとしても、まったく動じないことがあった。やれやれと通り過ぎよう、とした瞬間、鳩は友人の足に激突しながらブワサブワサと飛び立って行った…ﾋｨ～。もしかして老鳩までもが集まっているのか？と思いたくなるほどの反応の悪さ。帰国してから1ヵ月以上が経過したが、自分の言語中枢に重大なる変化がおこっているのを認識している。それは長年暮らした「結論から言う型」の海外生活が突然逆の状態になったからであるが、結果どうなったかと言うとすこぶる混乱中である。このcatcatもNYでは画像の処理を含めて通常30分程でアップするのが常だったが、今は少なくとも倍かそれ以上の時間を要している。それにはきっと生活環境（朝っぱらにやらなければならないことが増えた）の変化も影響しているが、一番肝心なのは「結論が出て来ない」に集約されている。だって日本語ってそうだから、知らないウチに脳内のそういうのを司るパートがアジャストメントを始めたのかも知れない。この先どうなるのか楽しみである。
	8月20日（火）台風一過（来てもいないが…）の東京地方は、朝から実に清清しくきっぱり晴れて、それはゴミ捨てのために早起きしたマイ脳裏に何となく住み慣れたニューヨークを思い起こさせるのだった。こんな風に過ごしやすい日が適切にサンドイッチされる北国がやっぱり好きだった。オーバーヒートしやすい体質なので亜熱帯で暮らすのはハッキリしんどい…でもそのうち慣れるかな…。昨晩は久しぶりにD通TCの旧友と銀座で落ち合い、積もり積もった四方山話に華を咲かせたのだが、久しぶりの銀座4丁目界隈は大塚とは違ってやっぱり品が良かった（ン、ン、比べる方が間違っている）。しかしながら一見品がいいように思える銀座も、どう考えても商売がうまく回っているとは思えず、それは台風の影響もあったのかもしれないが、裏では間違いなく品の悪いことが行われているのは明らかｵｿﾛｼｲﾈｰ。昨晩は友だちから非現実的な社会の現実話しをいろいろ聞かされて、いつものようにビックリした。例えば自分が昔所属していた部の部下や同僚や上司の多くは、10年経った今でも同じ部に所属し、一部早々にお疲れさんと肩をたたかれ窓際の定位置に追いやられつつ、給料は下がることなく不当に高額支給され続けるものだから、（会社が一番辞めさせたいはずの）コナキジジイ化した非生産的な役職付き役立たずばかりが皮肉にも生産され続け増殖していると言う。仕事はと言うと、予算も規模も縮小され、以前の100倍程金を出さずに口を出すようになったクライアントのもと、いまだに「CMはフィルムで撮るものだ」とか言う芸術家気取りのスタッフが寄り集まって、テクノロジーの進歩に反目するように旧泰然と従事し会社に赤字を累積させ続けている。きっと時代の移り変わりを頑なに拒み続けた結果、不健康極まりない環境が生み出されたのだろう。CM制作業界は反目し合っていたかと思えば、身を寄せあって一蓮托生状態だったりして訳が分からない。不景気だってのに非合理的な構造が居座るニッポンの会社は、アメリカ帰りの自分には摩訶不思議に映る。そんなことしてたらつぶれると思うんだけど…そんな話しをたくさんして、なかなか楽しい夜だった。どうも（一部）ご馳走さまでしたミスターK。
	8月19日（月）割と大きめの台風が接近している関東甲信越地方だと言うのに、気がつけば朝からたまってしまった洗濯物を洗ってしまい、結局部屋の中に干す羽目に。おかげでより一層蒸し蒸しになってしまい、なかなかの不快指数である。引っ越してからきっちり3週間経ち、猫兄弟もずいぶん落ち着いたように思う。フードライフなども以前とさほど変わりなく送ることができていて、英語の代わりにカタカナで「サイエンスダイエット」とプリントされたドライが引き続き主食、後は下世話な副食にと、やれモンプチやらシーザーやら猫元気なんかを試している状態。いちおうファファは何でも問題なくガツガツ食べるので助かっているが、ある日近くのスーパーから新しいタイプの餌を買って来て、ほれほれ食いなはれと与えた所、まったくと言っていいほど無視されたことがあった。うーん、さすがのファファにも好き嫌いがあるんだね、どれどれ「おかかとささみとチーズ」ね…別に変な組み合わせじゃないのに…もしかすると古いのかな？なんて首をかしげたことがあった。で、妹に「これさせっかく買って来たのに食べないんだよねーやれやれ」なんて溜め息まじりに話すと、「それマルチーズの絵描いてあるよ…」って、ゲッほんとだ犬用だったーっ！ごめんファファ。
	8月18日（日）妻が幼少時代を過ごした、いわば第二の故郷である群馬県は前橋市へ泊まりがけで行って来た。自分にとっては実にうらやましい「田舎に帰る」である。ウチの実家はは足立区の隣に位置する草加だから、何のヘンテツもない都会の延長線上にある郊外だけど、前橋あたりまで行けばガラッと環境が変わり、水や空気はおいしいし、田んぼや畑はいっぱいあるし、夜になりゃ天の川は見える。さらに、そこには前庭の大きな田舎のお家があって、しっかりおばあちゃんなんかもいたりしてより典型的で嬉しくなってしまう。車が手配できなかった今回は、上野から退屈極まりない快速アーバン号に2時間揺られて到着。途中、友人のプエルトリ子が仕事でちょくちょく行く熊谷が遠くて遠くてもーつら～いと嘆いていたのを思い出した。それは確かに言えているが、前橋はもっと遠いんだよーあーもうホント飽きる。これは普通の横座り電車で我慢できる限界と言わせてもらおう。話を戻すと。現地に到着してみれば東京よりもひんやりとしていてエアコン不要。前橋と言えば、夏暑く冬寒いで有名な土地柄だけにちょっと拍子抜けした。で、さっそくプラプラとおばあちゃんのおウチの周りを散歩。近所の公園にはどこかの家の飼い猫がいて、しゃがんで呼ぶと人なつっこく近寄って来てゴロゴロ…うふふさてはキミ田舎の猫だね、だって素朴だもん。遠くに霞むダイナミックな妙義の山々を眺めながら利根川縁まで行くと、都会では見慣れぬけれど田舎によくいる飛ぶ虫（名前は知らないけど飛ぶ）がたくさんいてビビった。そう、虫がいっぱいいるのも田舎の一つの特徴なのだ。辺りは人気がなくガラーンとしていて、街中の人が神隠しにでもあってしまったように静まり返っている。聞けば群馬県と言うのは全国一自家用車の所有率が高い県だそうで、なるほど散歩中誰ともすれ違わなかったのが頷ける。ちょっと汗をかいたので、石ころだらけの利根川に足を踏み入れて、何をする訳でもなく佇んだりした。日が暮れたら皆で揃って近所の焼肉屋で舌鼓を打ち、夜は特にすることもないので早めに就寝。遠くに虫の声を聞きながら深い眠りについた。うーんやっぱり田舎っていいな。
	8月17日（土）引っ越してから3週間近く経ったのだが、ニューヨークから送ったり友人に託したりした荷物がまだ届かないこともあって、何となく片付いていない。よって押し入れを開けて、ああでもないこうでもないと物を出し入れする機会が多いわけだが、ちょっと目を放すとホラこの通り、猫兄弟が誇らし気に「新しい場所」を発見し満足げにステイしていたりするから困りもの。特にコイは箱入り息子だけあって、ボックスフェチなのか取りあえず箱的ものには一度は入ってみないと気が済まない性分らしく、とても邪魔、邪魔、邪魔。うーん邪魔よーオマエ。日本に戻ってみて、いろいろと気になること、面白いこと、どうも馴染めないことなどが数えきれない程たくさんある。パリに半年、ロンドンに1年半、ニューヨークに7年近く住み続けて急に戻ったのだから、致し方のないことなのだが、自分ではこれを浦島太郎化／ロストアイデンティティなどとは捕らえずに、この機会にしか味わえない貴重な体験として純粋に受け入れるように努めている。当然理解不能な事柄に接し過ぎると落ち込んだり暗くなることもあるが、むしろ日本でのあたりまえは世界のヘンテコだ、がよくわかる自分の特殊な環境と感受性を大切にしていきたい。で、戻ってけっこうビックリしているのが、日本ってまだまだ男性社会2002年。女性上位万歳と声高に叫んだ昔のオノヨーコの歌ではないが、男尊女卑あるいはショビニズム的な社会の在り方が、アメリカ帰りの自分には実に鼻につくのだ。いい悪いではなくて、見た目の品の悪さは否めない。これには結構失望していて、何故かと言うと10年前と何も変わっていないから…。世の中には非現実な妄想や幻想を生むのを助長する（or 現実逃避を促進する）低俗極まりないアニメ、ゲーム、DVD、バラエティ、マンガの類いが溢れ、益々大人と子供を混乱させる。力加減のわからないロボット的な人間が増え（現実と非現実のボーダーラインがないがために）、easy に他人を傷つけてしまうといった類いの犯罪が目に見えて増えている。それらは願望が叶わなければ力ずくで＝誘拐、拉致、ストーク、レイプ、殺害、遺棄すればいいという短絡的な思考に基づいている。誰もが見た目はスマートになったが、やってることは昔以上に野獣的で、ニッポン国の迷走ぶりが実によくわかるのだ。若い子たちが「微妙」という表現を好んで使うのも妙に頷ける。だってそれが一番わからないところだものね。
	8月16日（金）世界で利用されている英語の検定試験であるところのTOEIC（Test Of English For International Communication＝第91回 2002年5月の平均スコアは990点満点の577.3点）の試験が9月末に実施されるので、妻と妹が申し込みを済ませ、さぁ勉強しなくちゃと資料を集めたり、関連ウエブサイトをブックマークしたりわやわやしている。もちろんこれで高スコアをあげれば就職に有利に働くのは言うまでもない。で、関連ウェブサイトのひとつ www.eigo.com ではオンライン無料模試と言うのをやっていて、お盆で暇を持て余し気味のわたしに妻がちょっとやってみれば？と薦めるものだから、何年かぶりにテストの類いを洒落で受けてみた。元々テスト嫌いなので、最後にそういうものを受けたのはたぶん96年に通ったボストンはハーバード大学付英語学校の期末能力試験だからして、本当に久しぶりに味わった「変な感じ」だった。で、これがいろんな意味で面白かったので、みなさまにも是非薦めたい…無料だし。問題としてピックアップされている数々の「社会で実際使われている英語」らしきものは、やっぱり日常生活においてはヘンテコで、例文などを聞いて思わず笑ってしまい、答えをマークする前に制限時間をオーバーしてしまったりしたが、オンデマンドでスコアは採点され、しかも細かい分析や解説などもしてくれて、なかなか親切極まりない無料さんなのであった。ちなみにアップルとバナナバージョン（詳しくはWEBを）を終えたマイスコアは830点のTOEICレベルB。都合9年海外暮らし（含む非英語圏6ヵ月）をしたと言うのにレベルAではなかったので、ちょこっと悲しい。もうちょっとちゃんとやればスコアは伸びそうだが、どっこい心の底から「めんどい」と思ったのでこれ以上の向上は望めまい。そして日本暮らしが長くなればなるほど低下して行くものなのだ（ヒィ～）。そんなこんなでずっとモニタに向かい疲れたので、夕暮れ時の窓を開け放ちサンシャイン60方面を見上げれば、久しぶりに美しい雲が現れていて神々しかった豊島区大塚です。
	8月15日（木）昨日は妻のお友だちか大塚まで遊びにやってきた。あいにく最も連れて行きたかった激美味おにぎり屋「ぼんご」は盆休みに突入していたので、近くのイタリアンレストランで昼食を済ませ、夕方まで部屋でダラダラ談笑。途中コイがエンターテイナーぶりを発揮し、ゲストを懸命にもてなし（詳しくはリビングルームで猫らしく戯れたり笑えるような行動を多数してくれた）偉かった。その後、ニューヨークからの知り合いジャズシンガー＆京都から都内に移って来たばかりの音楽家の先生宅に招かれてディナーパーティー。途中ムクムクと顕われて来た頭痛を収めようとアメリカでは常識の1回2錠使い切りサイズ頭痛薬が売ってないものかと、上野あたりのドラッグストアを探し回ったが、結局10錠入り400円のバファリンが最小最安につき渋々購入。あるドラッグストアで「イヴプロフェンの入ってないタイプを探してるんですが」と言ったら、「あ、これこれこれ効きますよ」とイヴプロフェン配合を売りにしているものを思いきり勧められ益々頭が痛くなった。だからオレにゃーイヴが合わないんだってばー！で、かなり久しぶりに降りた日比谷線八丁堀駅徒歩２分に先生のマンションはあった。ドアを開けると中から実に不可思議な香辛料の香りが…いったい何が出てくるのだろうかと思ったが、なんて事はない。そのままわかりやすくカレーとキムチだった。神戸ジャズクイーンコンテスト初代女王でもある実力シンガーのホストは、料理の腕もクイーン級でこの季節パワー不足な我々夫婦には実にタイムリーで大満足。ワインも美味しく頂けたし、手作りデザートのレアチーズケーキも良かったし、何よりもホストが以前アルバイトしていた京都木屋街の特殊な夜の事情話も興味深くてなかなか楽しい夜だった。どうもご馳走様でした＆次は是非とも我が家で。

	生年月日　西暦年月日時性
運命がどうしても気になっちゃう～五行推命運勢鑑定～で遊べる今年の猫兄弟。数字は半角で入力してください。

　
これよりまえをよむ

　

1998　３　４　５　６　７　８　9　10　11　12　1999　1　2　3　4前　4後　5前　5後　6前　7前　7後　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　12後　2000　1前　1後　2前　2後　3前　3後　4前　4後　5前　5後　6後　7前　7後　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　12後　2001　1後　2前　2後　3前　3後　4前　4後　5前　5後　6前　6後　7前　7後　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　12後　2002　1前　1後　2前　2後　3前　3後　4前　4後　5前　5後　6前　6後　7前　8前　猫兄弟のすべて　データブック(日本語) 　Data Book(English)　ヨーロッパ旅行記 ●●● 5/29～6/15/2000　パリ　パリ食べ物　ボルドー　ベルジュラック　バルセロナ　ミラノ/ローマ/地中海…　サルディーニャ　Email me! 　● Nyahoo! JAPAN Kimagure Tenshi ● my Profile ● my Homepages promotion ..● HandMade ● back HOME　Thanks all　　

	8月27日（火）タマちゃんは鶴見川に移ってもタマちゃんのままだが、ニューヨークから日本に移った自分はhiroshiとかヒロシさんから、突然徳井さんなんて呼ばれ方が変わったりして、まぁ別にいいんだけどあまりフレンドリーな感じしないよね。でもニューヨーク時代に15、6才年下の男の子から「ヒロシくんはさぁ～」とか呼ばれるよりまだましか…。昨日は再就職のためにとある会社のエントリーシート（履歴書ともいう）の下書きをしたのだが、今どき手書きを強要するそのシートに、結局文字数にして4200字以上も書き込んでみれば、ああもうコレ以上ないくらいの激しい肩コリに見舞われご機嫌斜め。こんなにたくさんまとめて日本語を書いたのはホントに久しぶりだと思う。タイプが公文書のアメリカではもちろんそんなことはあり得ない訳で、今どき絶対に時代に逆行しているとしか思えないが、郷に入らば郷に従えで仕方なく…やる。スタンリー・キューブリック（ちなみにアメリカ人はキャバックなんて発音します＝キューブリックじゃ通じないので御注意）は34年前に「2001年宇宙の旅」を完成させたってのに、この国で字が汚い人は、2002年になっても様々な場面で迫害を受ける訳で、どいつもこいつも携帯電話で映像をキャプチャして送る時代だってのに矛盾しまくり。それがこの国のひとつの特徴でもあるので、なかなか気が抜けない…と言うか、さすが昔お侍さんがいた国なんだなと思う。引っ越して最初に完成させたリビングルームにある"憩いの窓際スペース"は、今や人ではなく猫兄弟の気分転換の場として利用されている。ファファ（左）が最初に椅子に乗ると、ジェラッ子コイ（右）が後からやってきて反対側に上がるパターンで、ホラこの通り占領状態が作られるのだった。これじゃあﾎﾞｸﾀﾁｽﾜﾚﾅｲﾈｰ。
	8月26日（月）派手である。総勢45名からなるコーラスグループ「コーロ・フェニーチェ」である。蒸し暑さのぶり返した日曜日、上野は東京文化会館大ホールにて催された「第25回全日本おかあさんコーラス全国大会」に行って来た。え？何故に？だって母がソプラノで参加しているから。50代後半になって急にアーティスト魂がメラメラと燃え上がった母が、油絵やコーラスをやっているのは知っていた。が、全国大会に出るようなレベルのものであるとは知らなかったからビックリだ。この大会は全国から選抜された92（！）に及ぶグループが、3日間に渡りキャパシティ2500はあろうかと言うオペラハウスで自慢のハーモニーを披露するもの。朝日新聞社主催、キユーピー株式会社協賛である。この先に世界大会があるのかは定かではないが、とにかく大きなイベントに違いない。8分という限られた持ち時間内で、次々とおかあさんたちが舞台に登場し唱いあげていくさまは、なんだかとても見たことのないものだった。昨日だけで32組、のべ1086名もの人間が舞台に上がった計算になり、楽屋などを考えると、いったいどうやってオーガナイズしているのかと感心する。で、東京都は足立区に本拠を置く、フェニーチェは竹久夢二の笠井彦乃への想いを綴った「揺れる」をダイナミックに唱い、会場から割れんばかりの喝采を浴びていた。良かった良かった。この日、会場周辺にはあたりまえだがおかあさんたちが目立ち賑やか。見渡せばおとうさんたちの姿はあまり見られず、きっと「男は家で大人しくしてらっしゃい！」と留守番でもさせられていたに違いない。母強し！おつかれさまでした。詳しくは今日の朝日新聞朝刊（東京版）を御覧ください。
	8月25日（日）しばらく涼しく凌ぎやすかった東京地方だが、昨日からまた蒸し暑さが舞い戻って来た感じがする。このまま秋に突入してくれたら嬉しかったのだが、まぁ亜熱帯だあら仕方ないか…。そんな土曜日はほぼ一日中デスクに向かい、出戻り就職に必要な書類（エントリーシートと呼ばれるもの）を、仕上げようと頑張ったのだが、もうどうして日本の会社ってこんなに細かいの？と呆れ、へとへとになった。結局まだ終わってないのだが、思うに人事担当者よ、相当慎重になっているね。でもね、やっぱり優秀な人材だけを見つけだし少数精鋭で経営していくのは今どき至難の技ですよ。特に日本の映像関係はロクでもない輩＝ゴロつきのような奴が星の数程いるから、見極めは大変だと思う。日本に於ける10年という歳月は、長いのか短いのかよくわからないことだらけだ。1992年、自分が代々木界隈に暮らしていた頃は、多くの人がIDOの厚み5センチはあろうかというモトローラ社製の携帯電話を持ち、あの尖ったdocomoのビルはまだなかった。新宿南口はまだ工事中で高島屋のビルは存在せず、と言うことは当然その向かい側のボードウォークにはフランフランもスターバックスもなかった。けれど、JRの総合病院はその頃からあって、病気がちだったのでよく通い、帰りに近所のルノアールのふかふかの椅子でサラリーマンに混じっているのが好きだった。窓から見える景色の中にソフマップはなかったけど、角にファーストキッチンはあった。帰って来てから慣れ親しんだ地図を復活させようと、記憶の断片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせる作業をしているが、どうしても見つからないピースがたくさんある。中には二度と見つけることのできない種類のものもあるんだろうな…10年ひと昔というのはたぶん本当なのだ。
	8月24日（土）帰って来たばかりなので正式名称はわからないが、一般的に"池袋の煙突"とか呼ばれている突拍子もない人工建造物がコレ。見た限りゴミ焼却施設の煙突のようだが、なぜこんな場所＝池袋駅東口にこんなものを作ったのか謎に思えて仕方ない。日本は地震が多いってのに、もし倒れたらどうする？どうせ倒れるなら駅からサンシャインシティに抜けるゴチャゴチャした例の通りに倒れて下さい。地域のためになるから。先日友だちのオフィスに遊びに行って驚いたのだが、日本ではいまだにオフィスビル内で煙草が吸えるらしい。数の論理なのか、設けられた喫煙スペース（ファンがぶんぶん回ってたりする）で吸う人はほとんどいないそうで、結局なぁなぁ状態で席喫煙を認めているらしい。それに、今どき煙草1箱が300円以下で売られているからか、くわえ煙草を当たり前のようにしている人が多いのにも驚く。もしこれがニューヨークだったらあんたら全員死刑よ（うそ）。彼の地は煙草１箱900円、今やレストランはもちろん、今まで許されていたバーを併設したレストラン、座席数の少ないビストロ、バーなどでも全面禁煙となる見通し。煙草嫌いで名高いブルームバーグ市長やるじゃないか、わたしは嬉しい。日本人でひっきりなしに吸っているチェーンスモーカーの方、アメリカの煙草会社は本国で煙草を売るのが困難だから、アジア人をだまくらかして処分しているのですよ。広告をバンバン打ってあなたの良識を麻痺させ、大した税金もかけず、無責任に中毒者を増やし、多くの癌患者を生み出して行くのです（アヘン窟ですよ）。どうか必要以上に騙されないでー！
	8月23日（金）豊島区大塚界隈は第二次世界大戦の東京大空襲を免れた街のひとつであると思われるが、そのせいか椎茸床でも置いてありそうな昔ながらの木造住宅やら商店が、網の目上に（出鱈目に）広がる路地にこれでもかと気紛れに焼け残りレイアウトされている。しかも隣との間隔なんて半間くらいしかないので、人間が入れないような暗がりや茂みや隙間が数多く存在している。だからたぶんノラ猫パラダイス。とにかくほんの少しだけ五感を集中させて歩けば、必ずどこかに彼等はいる。暗がりからじーっと我々を観察しひょこっと顔を出して、警戒心むき出しで逃げて行くかと思えば、駐車場やら屋根の上やら軒下やらブロック塀の上などで我が物顔で昼寝していたり、グルーミングしていたり、縄張り闘争していたりで忙しい。好奇心旺盛な子猫は親猫が制止するのも聞かず、興味津々近付いてきたりする。これは人間界と同じ図式。そういう"ノラパラ"に外国猫と共に引っ越して来てから早いもので4週近く経過し、気が着いてみればたぶん外国人的にこの大塚と言う街を好きになっている。駅前は路面電車（都電荒川線）が走り、どことなく昭和初期的佇まいを見せ、下世話に栄えた商店街には、数えきれないほどの風俗店から角海老ボクシングジム（角海老には宝石、ソープランドブランドまである）、日本一美味しいというおにぎり屋ぼんごからモスバーガー、24時間営業のサイゼリヤから山下書店、得体の知れないメコンと言う名のカレー屋から千鳥饅頭のチロリアン、ラブホテルの隣にサイエントロジー本部があったり、ちょっと通りを歩けばマンダリンや広東語、ハングルが飛び交っている。さらに15分歩けば巣鴨は地蔵通り商店街や池袋東急ハンズに行くこともできたりする。とにかくその絶妙なバランス感覚が、しばらく日本を離れていた者や隣街で生まれ育った者には心地良く感じられるのだ。つまり、出だし快調。
	8月22日（木）すっかり和猫と化したファッちんが、ひところお気に入りだった収納ボックスの上に「お、よっこらせ」と乗って落ち着く図。ちょっと前までイーストビレッジに暮らし、窓からトンプキンズスクエアパーク沿いを行くビレジャーたちを眺めていらっしゃった日々が嘘のように、すっかり日本に馴染んでいらっしゃる。ファファはとても順応性の高い猫で、それはたぶんまだ赤ちゃんだった頃にこれでもかと連れ回したのが理由と思われる。とても珍しい赤毛でピークフェイスのペルシャ猫が我が家にやってきて、当時ファッションフィールドにいたので今よりもブリブリスノッブだった自分は、とにかく嬉しくて自慢したくてたまらなくてアクセサリーのように身につけて出歩いたものだ。ちょうどファファが生まれる前くらいに、リンカーンセンターにあるウォルターリードシアターではイラン出身のアッバス・キャロスタミ監督のフィルムフェスティバルが開かれていて、上映後に監督自身が質疑応答するのを見たかったので毎日のようにあしげく通っていた。で、その後赤ちゃんペルシャ猫がやって来て、名前を決めなきゃね、なんて段階ですぐに閃いたのが、キャロスタミ作品の中に登場していた男の子の名前ファハッドだったのだ。イランではポピュラーなこの男の子の名前、決まってファハッド→ファファというニックネームになるパターンだそうで、これがその当時英語の「f」の発音が苦手だった自分にピッタリはまった。猫を呼ぶ時いちいち「f」を、しかも2回発音せねばならない状況はプラクティスとして最適ではないかいな…。しかも、赤ちゃんペルシャ猫は柔軟剤のCMキャラクター「ファーファ」にも似ていた（ちなみにアメリカではスナッグル）。そんな経緯でファファと名付けられた子猫は、5年経って面倒臭いからファッちんとかファッぽこと呼ばれ、気が着けばイーストビレッジから豊島区に引っ越し、例えば今などは押し入れの暗闇の中でスヤスヤ睡眠中なのである。うーん、猫に歴史あり。
	8月21日（水）今朝も引き続き涼しいね～うふふ良かった。昨日は天気も良かったので、またまた歩いてご近所の巣鴨地蔵通り商店街まで行って来た。とげぬき地蔵に行くと、じいさんがラジオで浪曲を流しながら、ひたすら鳩に餌をやっていたり、近くで閉店セール中のババシャツ屋では「地蔵マーク入りの幸福を呼ぶ赤パンツ」を売っていたり（誰よりも幸福になりたいマイフレンドはそれを買いなはった！）、相変わらずの老人天国ぶり。商店街入り口にある老舗食堂「すがも園」で、壁に張られた過去来店セレブリティであるところの泉ピン子の写真を見ながらメロンかき氷（350円）を平らげ通りを歩いていたら、前方に鳩３羽がいて、普通なら飛んで道を開けるほどの至近距離を通過しようとしても、まったく動じないことがあった。やれやれと通り過ぎよう、とした瞬間、鳩は友人の足に激突しながらブワサブワサと飛び立って行った…ﾋｨ～。もしかして老鳩までもが集まっているのか？と思いたくなるほどの反応の悪さ。帰国してから1ヵ月以上が経過したが、自分の言語中枢に重大なる変化がおこっているのを認識している。それは長年暮らした「結論から言う型」の海外生活が突然逆の状態になったからであるが、結果どうなったかと言うとすこぶる混乱中である。このcatcatもNYでは画像の処理を含めて通常30分程でアップするのが常だったが、今は少なくとも倍かそれ以上の時間を要している。それにはきっと生活環境（朝っぱらにやらなければならないことが増えた）の変化も影響しているが、一番肝心なのは「結論が出て来ない」に集約されている。だって日本語ってそうだから、知らないウチに脳内のそういうのを司るパートがアジャストメントを始めたのかも知れない。この先どうなるのか楽しみである。
	8月20日（火）台風一過（来てもいないが…）の東京地方は、朝から実に清清しくきっぱり晴れて、それはゴミ捨てのために早起きしたマイ脳裏に何となく住み慣れたニューヨークを思い起こさせるのだった。こんな風に過ごしやすい日が適切にサンドイッチされる北国がやっぱり好きだった。オーバーヒートしやすい体質なので亜熱帯で暮らすのはハッキリしんどい…でもそのうち慣れるかな…。昨晩は久しぶりにD通TCの旧友と銀座で落ち合い、積もり積もった四方山話に華を咲かせたのだが、久しぶりの銀座4丁目界隈は大塚とは違ってやっぱり品が良かった（ン、ン、比べる方が間違っている）。しかしながら一見品がいいように思える銀座も、どう考えても商売がうまく回っているとは思えず、それは台風の影響もあったのかもしれないが、裏では間違いなく品の悪いことが行われているのは明らかｵｿﾛｼｲﾈｰ。昨晩は友だちから非現実的な社会の現実話しをいろいろ聞かされて、いつものようにビックリした。例えば自分が昔所属していた部の部下や同僚や上司の多くは、10年経った今でも同じ部に所属し、一部早々にお疲れさんと肩をたたかれ窓際の定位置に追いやられつつ、給料は下がることなく不当に高額支給され続けるものだから、（会社が一番辞めさせたいはずの）コナキジジイ化した非生産的な役職付き役立たずばかりが皮肉にも生産され続け増殖していると言う。仕事はと言うと、予算も規模も縮小され、以前の100倍程金を出さずに口を出すようになったクライアントのもと、いまだに「CMはフィルムで撮るものだ」とか言う芸術家気取りのスタッフが寄り集まって、テクノロジーの進歩に反目するように旧泰然と従事し会社に赤字を累積させ続けている。きっと時代の移り変わりを頑なに拒み続けた結果、不健康極まりない環境が生み出されたのだろう。CM制作業界は反目し合っていたかと思えば、身を寄せあって一蓮托生状態だったりして訳が分からない。不景気だってのに非合理的な構造が居座るニッポンの会社は、アメリカ帰りの自分には摩訶不思議に映る。そんなことしてたらつぶれると思うんだけど…そんな話しをたくさんして、なかなか楽しい夜だった。どうも（一部）ご馳走さまでしたミスターK。
	8月19日（月）割と大きめの台風が接近している関東甲信越地方だと言うのに、気がつけば朝からたまってしまった洗濯物を洗ってしまい、結局部屋の中に干す羽目に。おかげでより一層蒸し蒸しになってしまい、なかなかの不快指数である。引っ越してからきっちり3週間経ち、猫兄弟もずいぶん落ち着いたように思う。フードライフなども以前とさほど変わりなく送ることができていて、英語の代わりにカタカナで「サイエンスダイエット」とプリントされたドライが引き続き主食、後は下世話な副食にと、やれモンプチやらシーザーやら猫元気なんかを試している状態。いちおうファファは何でも問題なくガツガツ食べるので助かっているが、ある日近くのスーパーから新しいタイプの餌を買って来て、ほれほれ食いなはれと与えた所、まったくと言っていいほど無視されたことがあった。うーん、さすがのファファにも好き嫌いがあるんだね、どれどれ「おかかとささみとチーズ」ね…別に変な組み合わせじゃないのに…もしかすると古いのかな？なんて首をかしげたことがあった。で、妹に「これさせっかく買って来たのに食べないんだよねーやれやれ」なんて溜め息まじりに話すと、「それマルチーズの絵描いてあるよ…」って、ゲッほんとだ犬用だったーっ！ごめんファファ。
	8月18日（日）妻が幼少時代を過ごした、いわば第二の故郷である群馬県は前橋市へ泊まりがけで行って来た。自分にとっては実にうらやましい「田舎に帰る」である。ウチの実家はは足立区の隣に位置する草加だから、何のヘンテツもない都会の延長線上にある郊外だけど、前橋あたりまで行けばガラッと環境が変わり、水や空気はおいしいし、田んぼや畑はいっぱいあるし、夜になりゃ天の川は見える。さらに、そこには前庭の大きな田舎のお家があって、しっかりおばあちゃんなんかもいたりしてより典型的で嬉しくなってしまう。車が手配できなかった今回は、上野から退屈極まりない快速アーバン号に2時間揺られて到着。途中、友人のプエルトリ子が仕事でちょくちょく行く熊谷が遠くて遠くてもーつら～いと嘆いていたのを思い出した。それは確かに言えているが、前橋はもっと遠いんだよーあーもうホント飽きる。これは普通の横座り電車で我慢できる限界と言わせてもらおう。話を戻すと。現地に到着してみれば東京よりもひんやりとしていてエアコン不要。前橋と言えば、夏暑く冬寒いで有名な土地柄だけにちょっと拍子抜けした。で、さっそくプラプラとおばあちゃんのおウチの周りを散歩。近所の公園にはどこかの家の飼い猫がいて、しゃがんで呼ぶと人なつっこく近寄って来てゴロゴロ…うふふさてはキミ田舎の猫だね、だって素朴だもん。遠くに霞むダイナミックな妙義の山々を眺めながら利根川縁まで行くと、都会では見慣れぬけれど田舎によくいる飛ぶ虫（名前は知らないけど飛ぶ）がたくさんいてビビった。そう、虫がいっぱいいるのも田舎の一つの特徴なのだ。辺りは人気がなくガラーンとしていて、街中の人が神隠しにでもあってしまったように静まり返っている。聞けば群馬県と言うのは全国一自家用車の所有率が高い県だそうで、なるほど散歩中誰ともすれ違わなかったのが頷ける。ちょっと汗をかいたので、石ころだらけの利根川に足を踏み入れて、何をする訳でもなく佇んだりした。日が暮れたら皆で揃って近所の焼肉屋で舌鼓を打ち、夜は特にすることもないので早めに就寝。遠くに虫の声を聞きながら深い眠りについた。うーんやっぱり田舎っていいな。
	8月17日（土）引っ越してから3週間近く経ったのだが、ニューヨークから送ったり友人に託したりした荷物がまだ届かないこともあって、何となく片付いていない。よって押し入れを開けて、ああでもないこうでもないと物を出し入れする機会が多いわけだが、ちょっと目を放すとホラこの通り、猫兄弟が誇らし気に「新しい場所」を発見し満足げにステイしていたりするから困りもの。特にコイは箱入り息子だけあって、ボックスフェチなのか取りあえず箱的ものには一度は入ってみないと気が済まない性分らしく、とても邪魔、邪魔、邪魔。うーん邪魔よーオマエ。日本に戻ってみて、いろいろと気になること、面白いこと、どうも馴染めないことなどが数えきれない程たくさんある。パリに半年、ロンドンに1年半、ニューヨークに7年近く住み続けて急に戻ったのだから、致し方のないことなのだが、自分ではこれを浦島太郎化／ロストアイデンティティなどとは捕らえずに、この機会にしか味わえない貴重な体験として純粋に受け入れるように努めている。当然理解不能な事柄に接し過ぎると落ち込んだり暗くなることもあるが、むしろ日本でのあたりまえは世界のヘンテコだ、がよくわかる自分の特殊な環境と感受性を大切にしていきたい。で、戻ってけっこうビックリしているのが、日本ってまだまだ男性社会2002年。女性上位万歳と声高に叫んだ昔のオノヨーコの歌ではないが、男尊女卑あるいはショビニズム的な社会の在り方が、アメリカ帰りの自分には実に鼻につくのだ。いい悪いではなくて、見た目の品の悪さは否めない。これには結構失望していて、何故かと言うと10年前と何も変わっていないから…。世の中には非現実な妄想や幻想を生むのを助長する（or 現実逃避を促進する）低俗極まりないアニメ、ゲーム、DVD、バラエティ、マンガの類いが溢れ、益々大人と子供を混乱させる。力加減のわからないロボット的な人間が増え（現実と非現実のボーダーラインがないがために）、easy に他人を傷つけてしまうといった類いの犯罪が目に見えて増えている。それらは願望が叶わなければ力ずくで＝誘拐、拉致、ストーク、レイプ、殺害、遺棄すればいいという短絡的な思考に基づいている。誰もが見た目はスマートになったが、やってることは昔以上に野獣的で、ニッポン国の迷走ぶりが実によくわかるのだ。若い子たちが「微妙」という表現を好んで使うのも妙に頷ける。だってそれが一番わからないところだものね。
	8月16日（金）世界で利用されている英語の検定試験であるところのTOEIC（Test Of English For International Communication＝第91回 2002年5月の平均スコアは990点満点の577.3点）の試験が9月末に実施されるので、妻と妹が申し込みを済ませ、さぁ勉強しなくちゃと資料を集めたり、関連ウエブサイトをブックマークしたりわやわやしている。もちろんこれで高スコアをあげれば就職に有利に働くのは言うまでもない。で、関連ウェブサイトのひとつ www.eigo.com ではオンライン無料模試と言うのをやっていて、お盆で暇を持て余し気味のわたしに妻がちょっとやってみれば？と薦めるものだから、何年かぶりにテストの類いを洒落で受けてみた。元々テスト嫌いなので、最後にそういうものを受けたのはたぶん96年に通ったボストンはハーバード大学付英語学校の期末能力試験だからして、本当に久しぶりに味わった「変な感じ」だった。で、これがいろんな意味で面白かったので、みなさまにも是非薦めたい…無料だし。問題としてピックアップされている数々の「社会で実際使われている英語」らしきものは、やっぱり日常生活においてはヘンテコで、例文などを聞いて思わず笑ってしまい、答えをマークする前に制限時間をオーバーしてしまったりしたが、オンデマンドでスコアは採点され、しかも細かい分析や解説などもしてくれて、なかなか親切極まりない無料さんなのであった。ちなみにアップルとバナナバージョン（詳しくはWEBを）を終えたマイスコアは830点のTOEICレベルB。都合9年海外暮らし（含む非英語圏6ヵ月）をしたと言うのにレベルAではなかったので、ちょこっと悲しい。もうちょっとちゃんとやればスコアは伸びそうだが、どっこい心の底から「めんどい」と思ったのでこれ以上の向上は望めまい。そして日本暮らしが長くなればなるほど低下して行くものなのだ（ヒィ～）。そんなこんなでずっとモニタに向かい疲れたので、夕暮れ時の窓を開け放ちサンシャイン60方面を見上げれば、久しぶりに美しい雲が現れていて神々しかった豊島区大塚です。
	8月15日（木）昨日は妻のお友だちか大塚まで遊びにやってきた。あいにく最も連れて行きたかった激美味おにぎり屋「ぼんご」は盆休みに突入していたので、近くのイタリアンレストランで昼食を済ませ、夕方まで部屋でダラダラ談笑。途中コイがエンターテイナーぶりを発揮し、ゲストを懸命にもてなし（詳しくはリビングルームで猫らしく戯れたり笑えるような行動を多数してくれた）偉かった。その後、ニューヨークからの知り合いジャズシンガー＆京都から都内に移って来たばかりの音楽家の先生宅に招かれてディナーパーティー。途中ムクムクと顕われて来た頭痛を収めようとアメリカでは常識の1回2錠使い切りサイズ頭痛薬が売ってないものかと、上野あたりのドラッグストアを探し回ったが、結局10錠入り400円のバファリンが最小最安につき渋々購入。あるドラッグストアで「イヴプロフェンの入ってないタイプを探してるんですが」と言ったら、「あ、これこれこれ効きますよ」とイヴプロフェン配合を売りにしているものを思いきり勧められ益々頭が痛くなった。だからオレにゃーイヴが合わないんだってばー！で、かなり久しぶりに降りた日比谷線八丁堀駅徒歩２分に先生のマンションはあった。ドアを開けると中から実に不可思議な香辛料の香りが…いったい何が出てくるのだろうかと思ったが、なんて事はない。そのままわかりやすくカレーとキムチだった。神戸ジャズクイーンコンテスト初代女王でもある実力シンガーのホストは、料理の腕もクイーン級でこの季節パワー不足な我々夫婦には実にタイムリーで大満足。ワインも美味しく頂けたし、手作りデザートのレアチーズケーキも良かったし、何よりもホストが以前アルバイトしていた京都木屋街の特殊な夜の事情話も興味深くてなかなか楽しい夜だった。どうもご馳走様でした＆次は是非とも我が家で。

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