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2/13(火)発売

「iLove iMovie 2」

著者 徳井 寛
定価 2,800円(CD-ROM付)
ISBN4-89977-006-5
出版社 (株)ラトルズ
03-3511-2785
詳しい内容については
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3月31日(土)

これはもちろん今日の画像ではない…今日の画像だったらちょっと大変だ…だって明日からサーマータイムは始まるし、なんてったって4月と言えば春春、誰が何て言ったって春に決まってるさー!このように書く理由はただ一つ、まだまだ寒いからで、これは今日の画像ではないけれど、たった5日前の窓からの眺めだったりして…ふふ少しは驚きましたか?
さて、本日は独特編集を進めているニューヨークサバイバル本のために必要な画像を朝早くから撮りに行き、世の中はやれNCAAトーナメントのファイナルフォーだと大騒ぎしているのに、暗くなるまで主にマンハッタンを練り歩いた私だった。一応プロだからしてP感(バカっ晴れ)を期待して出掛けたけれど、Unfortunately 一日中どよーんと曇り空。しかも途中からけっこうな通り雨になりやがって、もーびちゃびちゃになってしまった。そんなわけで、久しぶりに歩きまくり足が棒のようになってしったけれど、こういう時(雨上がり)って街中がしっとりしてとても美しい画像が撮れるから好き。これらはおいおい紹介します。

3月30日(金)

最近の妻はデザインワークに忙しい。パートナーと共に本格的にブランドを立ち上げようというプロジェクトが進行しているからで、それは地味ながらも着実に現実化している。偉いなと思う点は、具体的なビジネスの話がまだハッキリとはない段階にも関わらず、しっかりとブレーンストーミング→アイデア/イメージ出し→コンセプトワーク→サンプル収集→企画設定→生地収集の課程を経ている点で、企画の段階でこういうアプローチをすると、出てくるデザインもしっかりと1本芯の通ったものになる。さらにボーッと自分の作りたい服を考えるのではなく、ちゃんとセブンスアベニュー(生地問屋街)でマテリアルを仕入れ、それらのスワッチ(端切れ)を元に「作ることが現実的に可能な」デザインに終始しているから、見ていて「ああこれは何らかの形になりそうだな」という予感がある。それと同時に猫兄弟には「オレたちの席(椅子)を返せ」という思いがある。だから、妻がちょっと席を立つと、まずファファがアイボリーの椅子を奪回する。で、戻った妻が「もー」なんて行って椅子ごとファファを左にずらし、緑の折り畳み椅子を取り出して作業を進める。で、またちょっと席を立って戻ると、今度はコイが緑の椅子の上にいるのだった…ごくろうさんです。

3月29日(木)

え?ホントに…ああ早いもう3月が終わってしまう…自分にとっては実に残酷な月だった。つまりそれは待ち人来たらず…タイムイズマネーでいろいろ厳しいニューヨークの春2001。でもめげない。
1年半ほど前、まだイーストビレッジに住んでいたころに日本のファッション雑誌の仕事で、トンプキンズスクエアパークにあるドッグランの取材、インタビュー、撮影、編集を短期に集中して行った。そのお陰で多少の犬々と飼い主たちに顔見知りが出来たもんだが、流石ニューヨーク、近所に行くたび「どれどれアイツは元気かいな?」と、チェックしてきたのだが、出入りがとても激しいらしく、今や知らない犬人ばかりで寂しい限り…ああ時が経つのは早いもんだ。友人宅の愛犬だったロージーも今やワシントンハイツに里子に出されてしまったし、お気に入りだったピョン吉と言う名のブリティッシュ正当派ブルドッグもすっかり見かけないし、みんなどこ行っちゃったの?でもドッグラン自体は地域コミュニティによってしっかりと秩序が保たれ居心地の良さは相変わらずのようだ…犬にも飼い主にも通りすがりの自分にも。

3月28日(水)

昨日はスカッと快晴で気持ちの良い風景がそこかしこに展開していたが、気温はまだまだ低く夜になると氷点下まで冷え込むから油断をしていると簡単に風邪を引きやすいので用心せねば…。
こういう季節は復活した太陽光線が作り出す強烈なコントラストのせいか、近所を歩いてみても絵はがきのようなアリゾナのようなアーリアメリカンな印象的な光景が目につく。それは(行ったことはないが)どことなくスティーブン・ソダーバーグのトラフィックの中で描かれたメキシコの街並みのようでもあり、この建物の後ろには乾いた荒野が広がっていて、眠たそうな目をしたデル・トロがめんどくさそうにシャベルで穴を掘らされている…そんな気がしないでもない。実際、この街には彼のような顔つきをしたメキシカンは多いし…まぁクイーンズのスタインウェイ辺りは誰もが口を揃えて「the middle of nowhere」と言うだけあって、元々荒野(原っぱ)っぽい所ではあるのだけれど。
最近は、いつも見慣れた街角のひんやりとした空気の中に小さな春の訪れを発見するのが楽しい。それは蕾だったり、活発なリスの動きだったり、先走りして薄着で出歩くキッズだったり、そして人によっては最悪かもしれないが、とにかく春のにおいが最高に美味しい…運良く花粉症ではないから胸一杯に深呼吸をしてリフレッシュしている。

3月27日(火)

スティーヴ・マーチン司会のアカデミー賞は、ビリー・クリスタルのそれと違って「大人」で、あっさり理知的に的を絞ったブラックユーモアと共にスムーズに進行し、例年のようにスリリングではなかったので見ている方は楽だった。「アカデミーなんてインチキじみて嫌い…」なんて言わないで欲しい。これだけいっぺんにお金とパワーと俗物度の注ぎ込まれたイベントは世界で他に類を見ないほど珍しいものだから、エンタテインメントとして特別なのだ。加えて個人的にもスティーヴ・マーチンのセンス抜群に毒気のあるユーモアが好きなので今年は楽しめたのだった。
各賞は予想通り見事なまでにバランスよく分配された結果となったが、余韻として残るのは、ジュリア・ロバーツの大口ぶり、中国・台湾・香港ピープルのバイタリティの高さ、ヨーヨー魔(マ)のチェロの音、ビヨークの鬼気迫る存在感と暗さ、ジュリー・アンドリュースのシャープさ、そして何と言ってもジェニファー・ロペスのタクティシャンぶりであろう。今更説明するまでもなかろうが、レッドカーペットにあんな透け透けドレスを着てきたのはジェニファーだけだっただろうし、実際あんなに透けてちゃネットワークでは放映できないからして、彼女がプレゼンターとして舞台に上がるとカメラは当然「透けている胸」を避けてズームアップせざるを得ない。結果、彼女だけが「特別に大きめの顔」で画面に収まり実に印象に残るのだ…特に女優陣は様々に趣向を凝らしたドレスや高価なジュエリーと共に登場するのが常だからして、全く異なるアプローチのジェニファーの方が役者が一枚上だった…誰かの入れ知恵?

3月26日(月)

朝起きて、トイレに行って「なんか寒いな」と感じつつ、グラインダーにヘーゼルナッツコーヒーを放り込んでガーッっとスイッチを入れ、カーテンを開けてビックリ!雪が積もっているではないかいな…ぬぬ流石北国。
そんなわけで、朝方結構冷え込んでいたからか、コイが人のように偉そうにベッドの上で眠っていた。自分ばかり見て育ってきているから真似するのかどうか定かではないが、たまに人間と同じような姿勢で眠ろうとする傾向がある。でも、ここまでちゃんとされるとなんかアレだ…おまえは猫だ…しっかりと枕を頭に布団の中にまでうずまってフフ…気持ちいいんだ?ふーんなんだかなー。
留守中であるイーストビレッジの友人宅の猫ミシャにフィードしている今週の我々なのだが、ミシャはミシャで変わり者(猫)。ヤツは完璧なまでの電気猫で、カーペットに身体をスリスリして蓄電して近づいてきては「バリバリ」と静電気を放出するからたまらない…飼い主不在で寂しいから近寄って甘えたいその気持ちはわかるが、ヨシヨシとなでようとする度にけっこうな高電圧ボルテージを放出するのはやめなさい…ビクッとするじゃんビクッと…ああ猫族って面白い。

3月25日(日)

それまでの人生では気が付けばいつも自分は「サービスを提供する側」にいて、誰かや何かをサポートしたりフォローしたりマネージしたりと裏方的な立場が多かった。比較的「マメなサービス」や「思いやり」、集団における自然発生的な「役割」は周囲の人間から歓迎されていたし、それが発展してプロダクション・プロデューサーとなりビックリするほどのお金を稼ぐこともできた。そういうステイタスやら世間の評判には満足していたし、それが自分の人生であって、今後もずっと続いていくのだと思っていたもんだ。
でも、1994年に大きな転機があって(予想外に)海外暮らしを始めてからは、それまでの日本社会における一つの部品的役割や認識や価値観は見事なまでに崩壊し、未知の土壌で自らのアイデンティティを再構築する必要性に迫られたのは事実。受動的だった部分を能動的に、提供する立場を受ける立場に、様々な変化を容認して矯正しなければサバイバルすることは難しかった。
と言いつつも、人間の性(さが)やらブループリントのような生まれながらにして持ちうる永遠不滅の要素が変化するわけもなく、やっぱりいつでも何かを提供したり生み出したり発展させることの方が楽で、その逆は苦手。ああもう何が言いたいのかと言うと、先日チェルシーの友人宅にイギリス人のカップルと共に夕食に招かれ何の気なしに出掛けていったら、突然「サプラーイズ!」と自分のバースデイケーキが運ばれてきたので、戸惑った…おまけにプレゼントやら大変美味なビスコッティまで頂いて…ああどうも本当に心の底からありがとう、でもその瞬間ぎこちなく祝われる自分を発見したりして、もーダメダメダメ。

3月24日(土)

アメリカ人は血液型を基本とした性質の違いには一般的にあまり興味がなく、中には自分の血液型をちゃんと把握していない人までいる。片や日本人はその人となりを判断する際に血液型を用いたりするほど、それを重要視する傾向がある。なわけで、結婚するまで自分の近しいところに目立ってAB型の人はいなかったはずだが、毎日その者と暮らすようになって、なるほど血液型の違いで性質を分類したくもなるわなと思うことが多くなった。
血液型に関係なく、人間誰しも気分次第でムーディーになったりはしがち…でも、スイッチを on/off するように性質が切り替わる訳ではない。つまりこれがジキルとハイド現象と言われるAB型に顕著に見られる特徴(訳わからなぶり)で、さっきまで大笑いしてたかと思うと突然泣いていたりとか、超真面目なのに突然アバンギャルドだったり、明らかに無意識の内に極端なコントラストで二重人格ぶりを発揮している場面に多く出くわす。あはは、アンタもーホントわけわからん。
それはどことなくニューヨークの春の空とも似ていて、一昨日は暴風雨、昨日はカラッと快晴、今日はこれから雪…なんて猫の目のように忙しく変化するので、A型の自分としては見ていて面白い。

3月23日(金)

放送記念日でも大橋巨泉(や自分)の誕生日でもあった木曜日、ニューヨークは朝から晩までどしゃぶりでセレブレイト、サンキュー。頑張って外にいたが、あまりにも暴風雨なので予定を変更して映画を観たり、そろそろ冷蔵庫の中が寂しくなってきたので、買い出しもしなければと言うことで大荒れベチャベチャのフラッシングまで蒸し蒸しの7番線で行き、いつものように香港超市でお買い物。で、昨日は「誕生日だから一品だけ変なモノを買っていい」と許しを与えて、この変なクラゲを購入。きっと教科書英語しかできない日本人が翻訳したのと同じような、日本語の翻訳がなされた抜群のこの品、そもそもちょっとポップなインスタント”クラケ”が泣かせる…実に近いがそれだと「クラケ」だ…濁点じゃない…本文も凄い…「たびたび食べるとほけん」?「アンチエイジングなどことになつている」?「びしょくゴールデンうま賞などオナーを得る」?訳わからん流石中国人!

3月22日(木)

今日はバースデイだったのでお休みです。

3月21日(水)

春分の日ですか?ああそうですか、それはそれは。日本よりもたぶん3週間くらいずつ季節が遅れ目で展開する今日のニューヨークは暴風雨。たぶん今回のこの大荒れを突破すると、ポカポカと暖かな日差しがやってくるのだろう…ああセントラルパークでのんびり日向ぼっこできると思うと今から楽しみ。ニューヨークの本を書いていて思うのだが、この街ってホントに移り変わりや浮き沈みが激しい。昨日まであったお店はいつの間にか潰れて、目新しい見たことも聞いたこともない(資本のありそうな)某かが進出してくる。家賃なんかもピークと思われた昨年の夏と今とではおおよそ110%ほどの値上がり率…で、つぶれたと言えば実に残念なニュースだったのが、この街で間違いなく最も通った半額映画館の「シネプレックスオデオンワールドワイドアンコールシアター(長い)」で、最近のしているロウズシアター系に買収されてしまった。オデオン系はビジネスがうまくいってなかったらしい…昔から頑張っている特にダウンタウンのインディペンデント系を除いて、これでもうどこもかしこもつまらない複合シアターになってしまうニューヨーク。仕方ないから近所のリーガルシネマのマチネ(午前中から午後の早い時間なら新作が半額で観られる)に通うことにしよっと。

3月20日(火)

春の朝日に照らされて微笑むファファは変な猫。ああ暖かい気温はまだまだ5〜6度と低いけど、もう完璧にこりゃ春に違いない。
先日、日本語放送で「ヘイヘイヘイ」を見たらば、バンド名は忘れたが堺正章やら井上孝之やらムッシュかまやつ氏の懐かしい顔々…なんだこりゃ?と思ったらスパイダースのちょっとだけ再結成だそうで、ある意味じじいだと言うのになんか凄い凄過ぎる…なんか同窓会みたいで楽しそうにも見えるし。メンバーの中でやっぱり一番凄いと思うのはムッシュだ…じいさん化は確実に進んでいるけど基本は何も変わっていない…早くしてキャラを確率させた人は特だ。自分の世代はスパイダースやらのGSブームは残念ながら体験できてなくて、ものごころついたら堺正章や井上順はソロだったし、ムッシュは既にフォークジャンボリーでフォーライフレコードではじめ人間ギャートルズだった…どうせなら井上順を入れてもらうともっと良かったのだが、何にしてもまだナプスターがダメになる前によくこのへんの人たちの曲(名曲・迷曲が多い)をダウンロードして聞いていたので、タイミング的に楽しめた。

3月19日(月)

ポカポカと暖かい春の日差しの降り注ぐ部屋でコイは立っていた。正しくはストローを追いかけて狙っていた。猫兄弟が子供の頃、よくパックに入ったジュースを飲み終わった後に、そのままストローをくわえて(煙草を吸っていた頃の名残)クネクネとくゆらせて遊んだので、今でもしっかりとその行為には反応する。特にコイは「なにごとか」と目の色を変えて、どこまでも追いかけてくるのだった…あーハイハイ、だからストローだってば。
今アメリカのニュース番組でひっきりなしに流れているのが、アジア地域のファイナンシャルディザスターで、勿論それは暗に日本政府の無能ぶり(椅子取りゲームに明け暮れる相変わらずの政情不安/不適切な対応の連続)を非難しているのだが、「このままでは本当にヤバイ」ということを全く誰も理解していないのではないかと疑りたくなるほど、確かに日本政府の経済対策ってなってない。物価指数が下がってデフレになって景気後退して、企業が倒産して失業者が増大して悪質犯罪が増えて、それで政治家たちの髪も後退して益々情けなくなるばかり。こうなったら髪の毛が後退しなさそうな田中マキコさんあたりに首相になってもらって、バリバリやってもらってはいかがだろうか…何となくそう思うのは自分だけではあるまい。CNNのウエブサイトのポールでも同様の結果が出ていたもん。

3月18日(日)

現在仕事をしているクライアントに新しく登場したクリエイティブ担当者とは、しばらくの間ワイヤー(要するにEmailとかのみ)だけでコミュニケーションを取っていたから、会ったことも肉声を聞いたこともなかった。でも文面からこの人はゲイかな?と感じていた。
で、先日ついに初ミーティングとなって、ミッドタウンの彼等のオフィスまで出掛けて行ったら誰もいない…ぬ??? セントパトリックスデイでごったがえすミッドタウンで、約束の時間を20分過ぎても現れない相手に1人呆然としていたら、遠くの方から足早にやってきたのは、ヒラヒラのフリルのついた革のジャケットに細身のパンツをはいた小柄なラテン系ヨーロッパ人…「あ、やっぱりこのヒト絶対そうだ」と言うことで、やっぱりゲイだった(わかりやす過ぎ)。
「アーユーイロシ?アイムソーリートレインディドントストップヒヤー、ソーリーソーリー」で済ませてしまうそのノリ、ニューヨークにはあまりないタイプでなかなかおもろい。結局ウマが合いミーティングは盛り上がって終了。やっぱりヨーロッパ系の方がノリが合うと再認識し、ウチへ戻ると同じくヨーロッパ系のペルシャ猫コイが引き続き平和に爆睡していた…キミともウマが合うよ。

3月17日(土)

コイの抜け毛の多さからも春の到来を感じるスタインウェイ、皆さまいかがお過ごしでしょうか?我々は元気になりつつあります…と言うのも、どうやら何らかのフードポイゾニングに犯されたおかげで、実に激しい下痢に見舞われた土曜日(の特に私)だったため、もうそれこそ一日中うんうん唸っていた…下の話で申し訳ないが、昔から下痢は嫌いじゃない、むしろ便秘気味な状態より好ましい…でも今回のは激しすぎた…ああ激しすぎた。お陰でじっと集中して何か一つのことをするのが実に困難になり、コンピュータの前にも座れず、本も読めず、まともにテレビも見られず、なのについつい近所のスーパーで見かけた「さぁあなたも本格的なメキシカンタコを!by TacoBell」に興味を惹かれ、サワクリームやら何やらまでコッテリ購入してむしゃむしゃやってしまった。
結構辛い(スパイシー)食品だというのに、ああバカだ…その後バスルームに籠もりきりだったのは言うまでもない。

3月16日(金)

春の訪れと共に猫兄弟は益々平和な日々だ。柱に取り付けたツメ研ぎでシャカシャカとグリーティングする回数も心なしか増えたような気もする。そうかそんなに春が嬉しいのか…うーんそいつは良かった。今週は体調不良のせいで後半行き詰まった感もあったが、とにかく明日のセントパトリックスデイを終えると、暦的にも本格的に春の到来となるニューヨークエリア。
そしてそういう季節になると毎年一つずつ歳を取る自分がいる。誕生日が頼みもしないのに確実にやってきてしまう…謙虚に控えめに言って人生70年だとしたら、もう半分生きてしまった。子供の頃は「歳を取るっていったいどういう感覚なんだろう?」なんて、まるで宇宙の謎でも考えるのと同じように、寝床で悶々と想像してみたもんだ。今、徐々に歳を取ってみて思うことは「腰が痛い」。なんだか想像していた状況よりも「情けない」事柄が多い気がする…でも、歳を取るってたぶん誰でもそんなもんだ。精神の充実度とは反対に肉体は序々に衰えていく、こればかりは避けられない。
だからと言って、最近の日本芸能界の親玉のように、肉体の老化を防ぐために特別なルートで手に入れた「ヒト成長ホルモン」を静脈注射したりするのは、やっぱり悪あがきだと感じる。どうせなら自分は潔く格好良く歳を取りたいと、折り返し地点で密かに思うのだった。

3月15日(木)

それがヴァイルス性(インフルエンザ)のものなのか、フードポイゾニング(食中毒)なのか、はたまたアレルギー(花粉症)なのか、得体の知れない病気(口蹄疫)なのか定かではないが、夫婦して似たような「体調不全」に陥っている。共に眼球の奥に痛みがあり、それは頭痛を伴ない、身体全体が怠く、微熱がある。で、こりゃたまらんとソファーなどにゴロッとして油断していると、ファファがいつの間にか妻の「お化粧コーナー」の椅子を奪っている。その姿はまるで先月行ったニューヨークアクアリウム(水族館)にいた芸をするアシカだかアザラシのようで、ボールかなんか投げると鼻の上でクルクルと回しそうな勢いだ…そうなのかファファ?
ファファは本当に油断のならない男だ。このIKEAで買った子供用の丸椅子に限らず、とにかく椅子取りゲームをやらせたら天下一品の才能を持つ。ちょっと腰を上げて何かをして座り直そうとすると、どこからともなくやってきていつの間にか満足げにぶんどっていらっしゃる。それは特に仕事場のアイボリー椅子において行われるのであった。運良くそれは妻の椅子なので自分には被害はないが、何にしてもファファよ、キミは変わり者(猫)だよ。

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生年月日 西暦 性 

運命がどうしても気になっちゃう〜五行推命運勢鑑定〜で遊べる今年の猫兄弟。数字は半角で入力してください。

 

これよりまえをよむ

 

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