ヨーロッパ旅行記 5/29〜6/15/2000

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Paris Food Paris General Bordeaux 

Bergerac Barcalona Sardinia

Milano, Roma, Mediterranean, Ferry, and Train

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生年月日時

西暦性 

運命がどうしても気になっちゃう〜五行推命運勢鑑定〜で遊べる今年の猫兄弟。数字は半角で入力してください。

 

 

7月31日(月)ヨーロッパ旅行記 Sardinia (サルディーニャ) 篇完成 

おはようございます。ボブ・ゲルドフ並みに不快な月曜日の目覚めは、左肩に感じる刺すような「ズキッズキッ」という肩こりの痛みと共に始まった。そうでなくても久しぶりに訳のわからない夢を見て、起きる直前なんてホント嫌ーな気持ちだった。うーん説明しように出来ないくらい訳がわからな過ぎたのだが、とにかく最後のシーンなんて、真っ暗闇のどこまでも続く道を、何故だか訳ありで全力疾走しなければならないらしい自分、それはまるで映画ロストハイウェイのオープニングのよう。しかし異なる点は自分の隣を明らかにライス(東洋人)好きのホモで小太りのおっちゃんが頼みもしないのに伴走している点で、しかも奴の右手が走っている自分の股間にしつこく伸びてくる、それを払いのけながらなをも暗闇を失踪している姿が印象的だった‥‥ああ訳わからん。もう一つ訳わからないついでに、フラッシングに買い出しに行った昨日の、路上で見かけた謎のゴミ箱‥‥正に道のど真ん中に堂々置かれてあった。時たま道に大穴が開いている時などにわざわざこういう処置がされることがあるが、これは明らかに違う、ただ単に置いてあるだけだった‥流石だ訳わからん。

7月30日(日)

早いもので明日で7月もお終い。ニューヨークにはこの1週間嵐がきていた(ジャニーズではないよ)影響で雨続きで気温が低く肌寒かった。異常に暑がりの自分には喜ばしい天候だが、根っから寒がりの妻にはきついらしく、毎日寒い寒いとおっしゃっている。最近執筆活動に入っているから、部屋にこもることを余儀なくされているので、必然的にこのコラムもインナーな猫兄弟の画像が増える仕組みになっている。元々はそれがコンセプトだからしてお許し下さいませ。と言いつつもずっと部屋にいるわけにもいかないので、たまに気分転換を兼ねて散歩しているが、やはり夏のスタインウェイ界隈には必要以上にはだけた10代のラテン系女の子たちや、リッキー・マーチンもどき改め、N'syncもどきな若者が路上に無意味に溢れていてなんだか疲れる。だから部屋に戻ってファファと遊んでいた方が気晴らしにはなるのだった。

7月29日(土)

マンハッタンの中で手頃な価格のアパートを見つけるのは本当に大変だと何度も何度も書いてきたが、最近それが目も当てられないほど悪化しているので、これから此の地に来ようとしている人は(1)よっぽど懐に余裕があるか、(2)汗水流して一生懸命働いてためたお金を、それこそあっと言う間に、無慈悲にこのばかばかしいレントに費やしてもいい人か、(3)クイーンズやブルックリン、ブロンクスやスタテンアイランドに住んでもいい覚悟のできた人か、(4)窓のない部屋でも構わないからとにかく味わってみたい人、等に限られる。この画像のM嬢もうそういう1人。先日決まっていたと信じていた(それでも高かった)ミッドタウンのシェア先(with/アメリカ人)から、突然ハッキリした理由もなく入居を断られ、あたふたした挙げ句に何とかダウンタウンに場所を見つけて滑り込んだのだった。だからこの嬉しそうな笑顔、引っ越しおめでとうと言う訳だ。もう完全に貸し手市場になっちゃってるから、このような理不尽なことが起こっても文句も言えないし、うーん益々大変な街になってきたなぁ‥‥。

7月28日(金)

つい先日も営業部員(40歳台)による3億円もの架空広告取引が発覚した世界の電通様。やれ過労死だ覚醒剤だといろいろお騒がせな会社である。ドラマの中でクライアントの商品を場面に映し込むと言う口上で実際には映されず、代わりに映り込んでいるかのように見える偽の映像をわざわざ制作し、誤魔化し続けていたそうだ。やれやれ‥そんな単純な手口がしばらくの間まかり通るなんて、クライアント(大手自動車会社)の宣伝部担当も相当いかれているが、あまりにもお粗末な発想で呆れてしまう。いったい何がコミュニケーションズエクセレンスなんだろうか。自分が働いていた頃から似たような話は幾らでもあったし、実際もっと酷い話だってある。要はそれが表に漏れるか漏れないかの差なのだが、最近チラホラ出てくる(フライドチキンの油が染み出すように)ところを見ると電通を取り巻く状況も変わりつつあると言うことか‥‥いずれにせよ沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはすのか?

7月27日(木)

ファファ様と言う生き物はおトイレで大をされた後、全速力で走る癖があるのは周知の事実(?)だが、最近その癖に微妙に変化が加わった。彼は何と走った後にちょこんとベッドの上に飛び乗って、私が寝る辺りのスペースに偉そうに寝転がっていらっしゃるのだ。今のところ発見されていないが、もしアンタのケツにうんちの固まりでもついていたらどうしてくれるわけ?全く毎日冷や冷やもんだよ。でもそうやって人をヤキモキさせるあたり何となくお茶目で可愛い、うふふ、うそうそ可愛くない、やめてくれー。最近執筆活動しているので家にいることが多く、猫兄弟が(定期的に)かわりばんこにやってきては足元にスリスリしていく。ペルシャ猫ってホント普通の猫よりも愛情深い(Affectionate)な生き物だと今更ながらに思う、冷たい雨の降り続くニューヨーク今日この頃なのでした。

7月26日(水)

ふと気がつけばコイが当たり前のように肘掛けイスに(猫としては独特のポジションで)座っていらっしゃった‥こう冷静に見てみるとある意味かなり変な家だ。 さて、多くの人がそうだったに違いないが、昨日は午前中からショッキングなブレイキングニュースが飛び込んできて、ああ何とも痛ましい。エンジンから炎を吹き上げながらなおも上昇しようとしているあの絵はとても怖い‥裕福な家柄の息子ではないので、または事業で派手な成功をまだ収めていないので、あるいはセレブリティでもないので、コンコルドには一度も乗ったことがないし、今回の事故で仮にそれに乗れるステイタスになっても乗ることもなくなりそうだ。驚いたことは30年で最初のメイジャーな事故だということよりも、もう既にコンコルドが登場してから30年も経過し、その間も世界に17機しか存在しない同型をずっと運行し続けてきたと言う点につきる。例えコンコルドじゃなくっても30年前の飛行機に乗るのは何となくイヤだ。こういう時に突然登場する評論家の人たちが言うように、確かに1970年ものなんて今や十分立派な化石だ。英国航空はそんな事故を後目にコンコルドの運航を再開、キャンセル客はわずか数名だったと言う‥うーん勇気あるなお金持ちのみなさん。

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7月25日(火)

東京で頑張っているアーティスト AKIRA OSAWA が随分久しぶりにNYに戻ってきた。昔‥一昨年のちょうど今頃に初めて会った時はまだまだお茶目なただの坊主くん(ちょっと自分とキャラかぶる)だったのに、活動の場を東京鶯谷に移した(と書くとやっぱり不思議だ、そんなホテル街で活動なんて‥)今年からは、近所の飲み屋を夜な夜な徘徊しつつもバリバリ活躍しつつあるようで喜ばしいことだ。先月なんかポール・スミス渋谷店で連日ライブインスタレーションなど行い好評だったそうだ、良かったね。で、昨夜もいろいろ話したのだが日本社会、特に映像系とかグラフィック系のプロダクションって特殊だし、NYにすっかり馴染んで暮らしてきた者にとっては、そりゃ理不尽で解せないモノゴトで溢れていることだろう。さらに本人のアーティストと言う肩書きの分類が日本社会には実質的には存在しえないものであるからして、例え賞賛の眼差しで迎えられてもなかなかビジネスにまで発展しないのも頷ける。でも年齢的にも今バリバリ突っ込まないでいつ突っ込む訳?って感じだから、とにかくあまり考え過ぎないで立ち止まらないように頑張ってね。でも真のアーティストとしてビジネスと両立させたいんだったら、やっぱ最終的にはNYに戻って来るべきよ、と私は言いたい。

7月24日(月)

タイガー・ウッズが全英オープンに優勝した。背後に瞳をうるうるさせたタイガーママが何度も映し出されたのだが、アレ?何かおかしくないか?うーんと‥あ、お母さんあんたフェイスリフトしたでしょ?その目元のパッチリただごとじゃないもの‥うふふいろいろあるんだなぁ。まとにかく僅か24歳で四大大会制覇なんてきっとただごとじゃない。そもそも自分がゴルフをTV観戦するなんて希なことなのだが、タイガーウッズがいけいけムードの時は別の意味で楽しんでいる。まるでマイケル・ジョーダンを彷彿させるあの超人的な集中力は驚嘆に値する。ゴルフなんて昔々築地の晴海通りと隅田川がクロスするあたりにあった巨大打ちっ放しに、当時制作会社の部長の仕事中の息抜きに付き合わされて、仕方なくわからないままにドライバーをぶんぶん振り回したことがあるくらいで、もちろんコースに出たこともないし、それがどんなに集中力を要する競技なのか未だ想像の域を出ないけど、きっとあれだけの集中しにくい状況が揃った中でのあのスコアだから間違いなくもの凄いことに違いない‥あれだけ近くに観客がいるってのにホント大したもんだ。

7月23日(日)

イーストビレッジの元ネーバーが親切にも結婚祝いにとマイクロウェーヴ(電子レンジ)をプレゼントしてくれた。NYではおこがましいから結婚祝いなんて頂くのはやめようと、特別そういう機会を設けなかっただけに嬉しい‥‥しかもそれをわざわざ車で運んできてくれるなんて、ああ何て優しい人たちなんだー。白いパナソニック社製のそいつはターンテーブルもちゃんとついたなかなか利口そうな輩で、うふふしばらくの間、冷凍食品を自然解凍せざるを得なかったので大活躍してくれそう。プレゼントと一緒にクイーンズの我が家に初めてやってきたのが久しぶりのソーちゃん。彼女はこの1ヶ月半の間に言葉のダムの大崩落が実にドラマティックに起こって、とにかく突然しゃべくり捲るようになったのだが、昨日も昔と違って遊び方一つ一つが的確にオンデマンド。そう、ちゃんとコミュニケーションが成立するのでメリハリがあって以前より楽しい。彼女の大好きなはずのファファよりもウチの至る所においてあるミニチュア人形の方に興味がいったらしく、ずっとそれで遊んでいらっしゃった。流れでフラッシングの激美味中華三陽春で夕食を共にし、我々はついでに買い出しして7番線で戻ったのだが、乗り換えのジャクソンハイツ駅で坑内火災などにも遭遇し回り道して帰らされたけど、とにかくハッピーな土曜日だった。もうホントにありがとねー。

7月22日(土)

www.tokui.netと言うブランド名で妻が新しく始めたハンドメイド。本当はイーストビレッジあたりに小さなお店でも構えて、儲けとは関係のない世界で趣味的に手作りの作品を販売したいところなのだが、現実的には冗談のような金額の高家賃に、同じく冗談のように下らない経費や無駄な気苦労がかかり過ぎるということで、インターネットショップとしてスタートすることにした。扱う商品はシャツ、スカート、パンツで、とにかく親切丁寧手作り一点モノが売り‥‥元々評判はいいんです。現在仮店舗(システム等模索中)にての営業ですが、彼女の作品集は旧ホームページで見ることが出来ます。興味のある方は是非 http://www.accesshub.net/eiko/g18sample.html をチェックして下さい(グラフィック多用しているので重たいけれど)。実際ニューヨークでお金のある日本人(含む芸能人)が面白半分始めるショップは多いけど、マフィアの攻撃にあったり才能がいまいちでアメリカ人には受け入れられないで早々と撤退するケース最近実に多かったりする‥‥現実はなかなか厳しいのであった。

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7月21日(金)

アメリカって実は他国に較べて外国人(移民)に対してフェアに門戸を開放している国だと思う。毎年宝くじ(Lottery)でグリーンカード(永住権)が当たる国なんて他にあるだろうか?元々移民の国だからして制度もシステマティックで、フランスやスペインやイタリアのような理不尽さ=例えば理由がハッキリしないのに「駄目なもんは駄目だ」とか言い切られるようなこと=も少ない。ビザの種類も観光ビザなしプログラムから労働ビザに至るまで種類も条件も様々。優秀な弁護士にある程度報酬を支払えば大体どんなビザも取得可能な仕組みになっている。ただしやはり金金金体質は変わらない。国としてビザを出す出さないの重要要素は結局、その者にビザを与えれば金を儲けて税金をたくさん払ってくれるのかどうか?に集約されている。日本人は税金を払うことに関しては比較的優秀な民族との認識が高いからINS(移民帰化局)も発言権の強いIRS(国税庁)もほぼ問題なくビザを発行してくれる。これは例えば国境を接する南方国や第三国からの移民希望者などと比較すれば実にラッキーなことで、撃ち殺される覚悟で国境を越えて密入国を繰り返し、例え上手くいっても電気も来てないような地下室に家族8人でこっそり住んでいたり、そういう人々が実際たくさんいるからねー‥‥だからビザ取得に関しては感謝しなければいけません、日本人だということに。

キューブ欲しい!

7月20日(木)

ジェイコブ・K・ジャビッツセンターで行われている MacWorld Expo NY 初日に行ってきた。昨年と較べても大盛況で、ブース(エキジビター=出品/出展者)の数も遙かに増え会場も増設してあったほど。これはつまりAPPLE 社の経営状態が実にポジティブで先行き明るいことを示している。そうつまり7・8年前までいろいろかなりいい加減なことしてファンを裏切り(がっかりさせ)続けてきた同社だというのに、iMac、iBook、PowerBook、G4などの優れたコンセプトによる製品とクオリティがコンシュマーレベルで広く受け入れられた結果だ。同じユーザーとしてはうれしい限り。やはりカリスマ的な指導者がいるかいないかは会社というものの発展においてかなりの要素を占める。スティーヴ・ジョブス氏は言わずと知れたAPPLE社のCEO、経営最高責任者、つまり社長であるが、同時にかなりのエンターテイナーで、しかもタクティシャンである。キーノート講演でも相変わらず抜群のノリとテンポで会場を宗教的に沸かせていらっしゃったし、前評判としてそんなに大きな発表はないだろうなんて言われていたのに、うまくはぐらかして新製品、しかも昔のAPPLE 社っぽい魅力的なラインを発表した。もう一つ景気が良い証拠に、プレス関係者に漏れなく光学式マウス(59ドル相当)をプロモーションする大判振る舞いだった。製品についてはwww.apple.com をチェック。

7月19日(水)

人々がオーガナイズされない状態でわやわやと群れている場所に長く留まることが苦手だと再認識した昨晩の私。ニューヨークに住んでいてパーティーが苦手なんてある意味致命傷だが、たぶんパーティの種類にもよるのかな‥‥昔はそういうあらゆる集まりをオーガナイズするのが仕事の一つだったことを考えると皮肉なもんだ。特にプロダクションマネージャーなんて立場で働いていると、おおよそ仕事とは思えないような全てのスタッフのお守りまで当たり前のようにやらされるので、誰もが楽しんでいるか、つまらない顔をした人がいないか、なんて会場を巡回しては気にしていたのを思い出す。だからかもしれないが、そういうオーガナイズをする役割の人物の存在しないダラーッとした雰囲気がきっと苦手。それにしても自分で自分のバースデイパーティーを催せる人たちが羨ましい‥‥自分なんかどうもおこがましくてよく考えれば‥‥たぶん大勢を集めては1度もないなぁ‥‥まとにかくおめでとうございました。

7月18日(火)

今日は友人アーティストMATSUのバースデイパーティが行われる。当初プレゼントにと考えていたのが近くの薬局ジェノヴィーズで売っていた" all steel HIBACHI " で、これは何てことない小型のバーベキューセットなのだが、単にそのネーミングがいかすから惹かれただけで、ある意味面倒臭がりの彼がそれを重宝するとは思えない‥‥と言うことで予定を変更してアイロンプリントを施したオリジナルTシャツをプレゼントすることにした。2枚作ったうちの1枚の絵柄がこれで、自分がデザインした彼のウエブサイトの扉イメージを使用した。でも巷で売ってるアイロンプリントって黒地のものにはうまく乗らないので、わざわざ1度白い布にプリントしてそれをTシャツにポケット状に張り付けるという技を駆使した結果、ああこれかなりいけてる面白い。その他にもHIMAWARI用に勝手にテクノなTシャツを作ったり、これはしばらくはまりそうな気配あり。

MATSU 初のindivisual 個展のお知らせ fumihiro mastuzaki "energy from silence" .opening reception / thursday, july 20th, 2000, 6-8pm exhibit hours / july 20th through aug 26th, 2000 / tue-sat. 11-6pm / 135 west 29th street, 10th floor, suite 1002, new york, ny 10001 (in chelsea).

7月17日(月)

日本では乳製品の汚染が問題になっていて、スキージャンプの原田選手がサマージャンプを飛べない事態にまで発展していると知り、ああそれは聞き捨てならないなと深刻に考えている(雪印所属の原田選手が飛べないことはホンとはあまり深刻ではない)。まぁ今の日本は食品に限らず物が腐りやすい状況ではあるが、思い起こせば特に「カビ」に関してはホンとすぐ生える国ではあったなぁ…パンとかあっという間だし。がしかしみなさんアメリカはもっと危険なのです…前から何度も書いているが、近くのスーパーなんか平気で腐ったものを売っていて、牛乳とか卵とか以外で特に危ないのがハムとソーセージ。一見加工品だから安全に感じるけれど、ところがどっこい何度腹を壊したことか…さて何故ここに私の半ヌード in a bathtub と猫兄弟の図があるのかと言えば、それはコイのハム好きに関連しているからだ。ヤツは特に七面鳥好みなのでよく購入するのだが、賞味期限がまだまだ先の商品にも関わらず、買った時点で既にネチャーっと粘っているとんでもないものも多い。昨晩食事したhimawaring.comも言っていたが、これマジで気をつけなければ死んでしまう。そうやって危ない橋と知りつつも、コイにハムを買ってあげる理由は実は他にもあって、もう本当に異常なまでのパッケージ(を開けた後に残る紐状のプラスチック)好き…その紐、例えばこのように(嫌いなはずの)風呂の中などに隠してもどこまでも執念深くついてくるのだった。ああハムに命懸けなんて…変なやつ。

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7月16日(日)

恐るべし「最初の何々」シンドローム!は伝染していた…久しぶりに四街道M嬢が遊びに来て、何でもチャイナタウンを練り歩いて苦労して仕入れたらしいマルチャンの焼きソバ(は結局サンライズマーケット=イーストビレッジの日本食料品店にあったそうだ=あたりまえやー)を作ろうなんて話しになった。そして彼女はウチに到着して「最初に」ぶんぶん回っていた扇風機を動かそうとして、いきなりネットの中に薬指を突っ込み「ガガガガガ」なんて音をさせて裂傷を負いなはった…あああお気の毒に痛そうだ…幸い傷は浅かったのだが、指にはフィン3回転半分の切り傷(合計10傷)がくっきり浮かび上がっていた…ああ恐ろしや…聞けば元々その日は朝からロクなことがなかったと言う…にしても、ね。さてそのような謎のシンドローム?に巻き込まれながらも焼きソバは美味しく出来上がり、我々夫婦はいつものようにガツガツ喰いしM嬢驚く。楽しい気分になったので最後のなけなしのサンテミリオン(ボルドー系赤ワイン)を開け、ついでにサルディーニャ産のオリーブと羊牛混合チーズを頬張りながらのスクラブル(有名なボードゲーム/クロスワード的な英語学習者には最適)で何とも盛り上がったHAPPY サタデナイトであった、焼きソバどうもありがとう。

7月15日(土)

目覚めたら涼しかった。それもそのはず外は久しぶりのちゃんとした雨で、しかも風が強い…ン、風が強い?窓が開けっ放しじゃないか!と起きた最初に仕事部屋によろよろと向かい窓際をチェックすると案の定そこに置いてあったミシン(妻の仕事道具)がずぶ濡れ…ああ何てこったい…とワイプし終わった頃に朝飯にと昨晩の残りチキンのトマトソース煮込みが温まった。妻が加えたアルファベット型パスタによってかなりボリュームが増したチキン、パクッとやった最初の一口目に…ぬ?4つの内の1つだという、イタリアで買って来た強烈ペペロンチーノ(赤唐辛子)が入っていた…どひゃー!そう言えば昨日も…ファファはきっといかれていたに違いないのだが、朝から行動が何となく変で挙動不審ではあった。でも、いつものように椅子の上に丸くなって戯れて欲しそうだったので、いつものように椅子の下から指を這わせチラッチラッとティーズしたら、ガブッとやられた最初の一口目の牙がmy人さし指に突き刺さり、それなりの出血と相成った…(ムツゴロウさんの気持ちがちょっとわかった気がした。) 別に悪気はないらしいが何となく憎たらしい顔だなオマエ!こう見ると…そう考えると「最初の何々」にやられるパターンになっちゃってるから今日は用心して過ごそう。

 

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